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6月だというのに熱い日が続きますね。
暑くなると窓を開ける機会が多くなります。
そうするとこれまでは気にならなかったフローリングの窓際の日焼けやシミが気になる方が多いかと思います。
実際に5月ごろからはそういった問い合わせが増えています。
今回は黒いシミを簡易的に落とす方法と、プロが行うきれいに直す方法とをご紹介したいと思います。
まずシミの事例を見てみましょう。
黒いシミの事例写真
1枚目の写真は全体の写真で、2.3枚目の写真は左と右をそれぞれアップで撮影した写真です。
せっかくの上質なフローリングに黒いシミが入って、見た目が悪くなっていますね。
黒いシミの正体と原因
この黒いのはカビです。
放置しておくとどんどん広がっていきます。
原因としては冬場の結露です。
ガラスやサッシ枠についた結露が、フローリングに流れて乾燥しきれずにカビが発生します。
カビを発生させないためには、毎日こまめに拭いて乾燥させることです。
でも分かってはいても中々そんなにお手入れできないですよね。
では黒シミを発見したときに、自分で簡易的にできる方法をご紹介します。
黒シミを自分で簡易的に手入れする方法
- 塩素系の漂白剤を5~10倍くらいに水で薄め、黒い部分に歯ブラシでトントンとたたくように付けて、2~3分放置します。
その際、歯ブラシでゴシゴシこすると濡れたフローリングを痛めてしまうので、こすらないようにしましょう。 - その後、水で濡らした雑巾でふき取ってドライヤーで乾かします。
- 上記の作業を2~3回行うと黒いシミが薄くなると思います。
注意点としては、漂白しすぎると色が抜けて白けてしまうので、薄くなった程度で止めておくことです。
プロが行うきれいに直す方法
1.漂白
プロが行う工程も、まずは漂白を行います。
その際に使用する薬品は業務用の木材用の染み抜き剤を使用します。
下の写真はシミ抜き後の写真です。
専用の染み抜き剤を使用してでも、ここまでしか薄くなりません。
木材内部の染みは完全には取れないことが多いです。
2.着色
染み抜き剤を使用すると着色してあった色まで抜けるので、着色で色を戻します。
その際に使用するのはステイン系の染み込ませる塗料です。
その塗料をボカシ気味にスプレーで塗装していきます。
今回は仕上げに窓際にのみ木材用のコーテイングを施工し、カビが生えにくいようにしました。
比較写真
【After】
【Before】
【After】
【Before】
今回は上記のような個所が3ヶ所あり、約1日がかりの作業となりました。
今回ご依頼いただいた、マンションの管理会社の方は思った以上にきれいになって本当に良かったと、とても喜んでいただきました。
【入居率アップの為に】賃貸マンションのオーナー様へ
高い賃貸マンションでフローリングにシミがあると、それだけでも内覧に来られた方の評価が下がるので、入居率アップの為にもきれいにされてはいかがですか?
今回のフローリングの材質は無垢材でしたので、塗装でシミを消すことができなかったので、染み抜きとステイン系の塗装での仕上げになりましたが、複合フローリング等であれば、塗装でシミを消すこともあります。
フローリングの材質によっても施工方法が異なりますので、見積依頼の際には写真を添付していただくと分かりやすいです。
お見積もりは無料で行っておりますので、お問合せページやLINEから、お気軽にご相談ください!
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