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家族の歴史を刻んだテーブルを残すために
今回お預かりしていたダイニングテーブルは、長年ご使用されていて傷もたくさん入っており、中央には白くなっている所もありました。
買い換えようかとも思われたそうですが、家族の思い出が詰まっているため残したいとのことでした。
買い換えなくても、家具を修復して蘇らせることが可能です!
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
テーブルにできるシミの原因
テーブルの変色の原因(シミ)には、どのようなものがあるでしょうか。
鍋など熱いものを置く
塗装してあるテーブルは熱いものを置くと、塗装被膜の一部が変質して白くなりますので注意が必要です。
今回依頼を受けたシミの原因も、お鍋等の熱いものを置いたときに白くなったそうです。こちらがその白くなっているところです。
調味料や食べこぼし・飲みこぼしによるシミ
醤油やジュース、カレーなど色のついた食べこぼし・飲みこぼしをそのまま放置しないように注意しましょう。
シミにならないよう、気づいた時にはすぐに拭き取ることが大切です。
テーブルのシミを防ぐ為にできること
- ・テーブルクロスを敷く
- ・コースターやランチョンマットを使用する
- ・コップについた水滴は拭き取る
- ・食べた後などはふきんで拭くようにする
ちょっとした心がけで、テーブルのシミを防ぐことができますよ♪
コップ痕のついたテーブル再塗装
テーブル塗装工程
- サンダーで全体を研磨する
- 下塗りを入れる
- 着色・そして中塗り
- 仕上げのクリアーを塗装する
今回の塗装工程の写真を少しお見せしますね。
テーブル塗装工程の写真
まず、サンダーで全体を研磨します。
電動工具を使用しても、意外に時間のかかる作業ですが、この仕上がりがすべてを決めますので丁寧に研磨します。
この段階で、小傷は消えていきます。
初期研磨完了です。
【初期研磨完了】
研磨が終わると、これから塗る塗料の吸い込みムラをなくし、均一な色を出すための下塗りを入れます。
下塗りが終わると、着色・そして中塗りの工程を経て仕上げのクリアーを塗装します。
こちらは仕上げのクリアーを吹き付けたばかりの写真ですので、光沢があります。
【仕上げのクリアー吹き付け後】
一日乾かすと下の写真のように深みのある艶へと落ち着きます。
今回は5分艶仕上げにしました。一番多い仕上げの艶です。
【5分艶仕上げ】
そして最後の写真が、納品時の写真です。
照明の違いで色味が変わりますね。
今回、未塗装の椅子の色ともマッチしていたのでとても良かったです。
【納品時の写真】(未塗装の椅子とも調和しています)
お客様も「傷が消えて新品みたい!孫が来るのが楽しみ!」と、とても喜んでいただきました。
家具や壁の塗装は専門家にお任せください!
- ・長年使っているテーブルを塗り直したい!
- ・違う色を塗装しイメージチェンジしたい!
- ・椅子の色と合わせたい!
等々、お客様のご希望をかなえます。お困りの家具はございませんか?
お見積もりは無料で行っておりますので、お問い合わせフォームやLINEからご連絡ください!
【参考記事】簡単にできるテーブルの白い輪染みの取り方
参考記事リンク>>【簡単にできるテーブルの白い輪染みの取り方】
ご自身で「白い輪染みを取りたい」と思った時には、こちらの記事を参考にしてみて下さいね!
スチームアイロンを使用して、和染みを消す方法をご紹介しています。
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今週の一語一絵「光に向かって」
ダイビングをされたことはありますか?
私はハワイで体験ダイビングを2回だけしましたが、水中から見る太陽の光はキラキラしていて本当にまばゆい感じでした。
20年以上も昔のことですが、太陽の光ってすごいなーって感じたのを今でも覚えています。
暗いところから見える太陽の明かりは希望そのものだなって思います。
今は世の中が新型コロナウイルスが蔓延し、まさに暗闇の状態にありますが、ワクチンもできつつあり薄明かりが見えてきたような感じですね。
きっと開けない夜はないと希望を抱きつつ、この難局を乗り越えましょうね。