木目塗装DIYにはどれ?【顔料系・ペンキ】と【染料系・ステイン】の違い

木目塗装DIYにはどれ?【顔料系・ペンキ】と【染料系・ステイン】の違い

リモートワークや外出自粛…。
おうち時間が増えたことによって、今年はDIYの需要も高まってきています。

 

「DIYで木材塗装をしたいけど、どんな塗料を使えばいいんだろう?」

 

そんな疑問を抱いたことはないでしょうか。塗装する際に使用する大きな2種類の塗料【顔料】【染料】の違いを知って、目的にあった塗料を選びましょう。

 

当社では、使用している塗料は主にウレタン塗料です。顔料系と染料系を掛け合わせた塗料を使用したり、塗装する素材によって、顔料系と染料系を使い分けています。

 

ウレタン塗料は、どういうものでしょうか?

 

 

ウレタン塗料とは

塗料の成分に含まれる合成樹脂の一つで、ウレタン塗料は、ウレタン系樹脂を主成分としています。木材や塩化ビニール製の素材、鉄部分など用途が広く、部分使用にも適していることから、よく使われる塗料です。

 

また、扱いやすいためDIYに向いているのもポイントです。

 

ウレタン塗料のメリット

  • ・色、価格など豊富な種類から選べる
  • ・塗装に失敗しにくく、扱いやすい
  • ・ひび割れが起こりにくい
  • ・柔らかさと弾力性がある
  • ・光沢があり高級感のある仕上がりになる
  • ・素地が痛みにくくメンテナンスしやすい
  • ・他の塗料と比べて価格が安い

 

ウレタン塗料のデメリット

  • ・現在主流となっているシリコン塗料より耐久性が低い
  • ・紫外線に弱く変色しやすい
  • ・防汚性が低めで汚れやすい
  • ・長期的なメンテナンスは必要

 

シリコン塗料の平均耐用年数は10年程度ですが、ウレタン塗料の耐用年数は6〜10年ほどといわれています。

 

それでは、【顔料】【染料】の塗料の違いを見ていきましょう。

顔料系塗料で代表的なものはペンキ、染料系塗料で代表的なものはステインです。染料・顔料それぞれに、さらに「水性」「油性」タイプがあります。

 

 

顔料系塗料(ペンキ等)の特徴

ペンキ

シミを消したい時や、経年劣化した木材を塗装する時によく使用されます。
木の質感を消す性質を利用して、石目調に仕上げたり鉄のように見せたりすることもできます。

 

  • 塗膜で下地は塗り潰され、木目の質感が見えない仕上がり
  • 表面にできた塗膜で木材を保護する
  • ・木材の腐敗やひび割れをしづらい
  • ・耐水性・耐久力が高い

 

 

染料系塗料(ステイン等)の特徴

ステイン塗料

木材を着色する際には、木目の美しさを際立たせることができるステインがよく使用されます。また、ペンキなどに比べて、初心者でも扱いやすい塗料です。

 

  • 木材に 浸透するので、木目が残る
  • ・木目を生かした仕上がり
  • ・美しい独特の味わい深さが出る
  • ・柔らかい部分には濃く着色する
  • ・塗膜を作らないので、木材を保護する機能はない
  • 色や光沢が落ちてきたら、塗り直し可能でメンテナンスしやすい

 

 

DIYに使う塗料の選び方

  • 木目を生かしたい場合…染料・ステイン系の塗料
  • 木目を消したい場合…顔料・ペンキ系の塗料
  • 扱いやすく、ニオイが少ない水性が使われることが多い

 

「木目をどうするか?」によって、選ぶ塗料に違いが出てきます。DIYをする素材をしっかり確認し、どんな風に仕上げたいのかをイメージして塗料を購入しましょう。

 

【施工事例】ペンキ系の家具用ウレタン塗料で木の質感を消し、鏡面に仕上げた写真

ペンキで木の質感を消し、石目調に仕上げた写真

元が木製のテーブルだったとは思えない程、艶と高級感のある仕上がりになりました!

【BEFORE】

 

 

【施工事例】ステイン系のウレタン塗料で木の質感を美しく引き出した写真

【AFTER】

【施工事例】ステインで木の質感を美しく引き出した仕上げた写真

元の木材を生かしたまま、美しく艶のある仕上がりになりました!

 

【BEFORE】

 

 

 

 

DIYには水性塗料がオススメ!油性と水性の違い

取り扱いの難しい油性塗料に比べて、水性塗料は素人でも扱いやすい塗料です。汚れても、水で洗い落とすこともできます。

 

水性塗料をうすめる際には「水」を使うのですが、油性塗料をうすめる場合は有機溶剤(シンナーなど)を用いる必要があります。

 

  • 水性塗料の方が扱いやすく、安全で低刺激
  • ・水性塗料の方が油性塗料よりも安い
  • ・水性塗料の方が塗料が伸びやすく、重ね塗りしやすい
  • 油性塗料の方が水性よりもニオイが強い
  • ・水性塗料の方が保管しやすい
  • 油性塗料の方が耐久性が高い
  • ・油性塗料の方が塗装後の乾燥が早い

 

室内で手作りの棚などをDIYされる場合は、水性塗料を使われる方が多いですよ!

上手に仕上げるポイントは、薄く数回に分けて塗り、塗装ムラをなくすことです。塗り重ねることによって、お好みで濃さの調整ができます。

 

 

 

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美しく再塗装された家具に、お客様からもお喜びの声をいただいております。下記の施工記事も参考にご覧ください。

 

 

木目・木材系塗装の施工記事

 

 

今週の一語一絵「イルミネーション」

各地でクリスマスイルミネーションが点灯しましたね

綺麗なライトアップを見るとちょっとだけコロナウイルスの事も忘れてる事ができて元気付けられます

福岡市では博多駅、天神中央公園、かしいかえんなどでイルミネーションが点灯してるようですよ

夜は寒いですが、たまにはロマンチックな気分に浸るのもいいものですね

 

 

 

 

 

 

 

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