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アルミ製の玄関ドアは人気No.1
戸建を新築されたり、リフォームされたりする時に玄関ドアをどの素材にしようかと悩まれる方は多いかと思います。
重厚感なのか?メンテナンスのしやすさなのか?金額なのか? で選択肢が変わってくるかと思いますが、今主流となっているのはアルミ製の玄関ドアです。
アルミ製はとても扱いやすいので、人気のドアです。表面だけを木目調にすることで、まるで木製のような温かみのあるデザインに見せることもできます。
玄関ドアの素材の特徴
【アルミ製ドアの特徴】
- ・鉄製と比べて錆びにくい
- ・色やデザインが豊富
- ・素材が軽く開閉しやすい
- ・雨風に強く痛みにくい
- ・断熱性が弱い
それでも経年劣化で色褪せたり傷が入ったりはします。
玄関ドアには、他にどんな材質が使われているのか見ていきましょう。
【スチール製(鋼板/こうはん)ドアの特徴】
- ・防火性・防犯性・遮音性に優れている
- ・アルミ製より重く、耐久力がある
- ・シンプルなデザインが多く洗練さがある
【ステンレス製ドアの特徴】
- ・耐久性が高く錆びにくい
- ・海沿いの住宅の玄関に使われることが多い
【木製ドアの特徴】
- ・温かみのある風合い
- ・様々なインテリアに合わせやすい
- ・経年劣化しやすいので、他の素材に比べてメンテナンスの頻度が多くなる
- ・定期的な塗装の塗り直しが必要
デザインや予算、メリットやデメリットを考えながら素材を選ぶことが大切です。
経年劣化で色褪せたアルミ製玄関ドアを新品の様に再生する方法
再生塗装がおすすめ
アルミ製は木製と違って剥離する必要がないので、作業期間が短くコストも木製よりも安価で塗装できます。
塗装実績をご紹介しましょう。
今回の依頼は築20年の玄関ドアでした。浅いすり傷が沢山入っており色褪せているので、綺麗にして欲しいとの事でした。
【BEFORE】遠くから見ると綺麗に見えますが、近づいて見ると…
BEFORE(小さな擦り傷がたくさん入っていました)
アルミ製玄関ドアの塗装工程
●下地処理・養生
足付けと呼ばれる作業ですが、細かい傷を消し塗料の密着を良くするために、専用の目の細かい研磨シートで全体を磨きます。
●サーフェーサー塗装
今回は小さな擦り傷が沢山ありましたので、小さな傷を埋めてくれる塗料を塗装し、磨きました。(写真を撮り忘れました)
●プライマー塗装
上塗り塗料の密着を良くするために、プライマーを吹付塗装しました。(こちらも写真がありません)
●ウレタン塗料を吹付塗装
2液性の耐候性のあるウレタン塗料をお好みの色艶に調合して、吹付塗装します。
●乾燥と養生剥がし
2時間ほど乾燥させると手に塗料が付かなくなるので、養生を剥がして完成です。
塗料が完全に硬化するには1週間ほどかかることもありますので、塗装面はあまり触らないようにしてください。
【AFTER】
塗装したすぐは光沢がまだ残っていますが、乾燥するともう少し落ち着いた艶になります。
今回は5分艶で仕上げましたが、色や艶はお好みで現地調色いたします。
作業時間は朝から始めて夕方には終わりました。
1日でこんなに綺麗に仕上がるのですよ。
お客様も「こんなにきれいになるならもっと早くお願いしたら良かった」と喜んでいただきました。
お気軽にご相談ください
外からも見える玄関ドアは、紫外線や雨など常に自然の外気にさらされていることもあり、経年により劣化してしまいます。
メンテナンスをすることで綺麗に保ち、心地よく使うことができます。メールフォームやLINEでお気軽に相談をうかがっておりますので、お気軽にご相談ください!
今週の一語一絵「霜月」
11月は霜月(しもつき)とも呼ばれますが、下降る月から霜月となったようです。
11月は朝晩で気温の差が大きく、一気に紅葉が進み1年の内で最も変化のある月です。
11月上旬には山地で紅葉が進み、下旬になると平野部でも木々の葉っぱが赤く染まります。
紅葉スポットに出かけるのもいいですし、近くの公園の木々を観察しながら散歩するのもいいですね。
季節の変化を是非楽しまれてください。