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当社のブログの中でも何回か取り上げている人工大理石のリペアですが、今回は欠け傷の補修事例を紹介します。
今回の補修前写真がこちらです。
シンクの上には吊戸棚がありましたので、もしかしたらそこから鍋などを取り出そうとしたときに誤って落としてできた傷なのかもしれないですね。
フローリングと違って、単調な模様の人工大理石や石目調のリペアは一見簡単そうに思われるかも知れませんが、実はフローリングよりも数倍難しいんです。
(これは自分だけかもしれないので、リペア屋さんみんながというわけではないです。)
単調な模様の人工大理石や石目調のリペアが難しい理由
なぜ難しいかというと、微妙に透き通っていて中に薄っすらと模様が入っているため、後で模様を描いて再現する作業ができないんです。
パテで補修する際にも薄く着色したパテを盛って乾かし、また模様のように違う色を少し加えてパテを盛るという作業を数回行います。
それでも補修個所の際(きわ)が全く同じ色にはならないので、またその部分を多少削って近似色の着色パテで補修します。
小さな傷でも同じ作業なので意外と時間がかかります。
人工大理石の補修工事
今回の傷をどのように補修したのかご紹介しますね。
再び施工前の写真です。
【BEFORE】
まずは傷口に汚れが入り込んでいるので、傷口を削ります。
これだけでも目立たなくなりましたね。
でも削っているので傷口は以前よりも広がっています。
今回補修する工具はLEDパテ・パテに混入する着色剤・そしてUV照射機です。
この材料を使用し、できるだけ天板に近い着色パテを作ります。
色が濃すぎると透明感が出ないのでその度合いが難しいです。
傷口にパテを盛ったら、照射機で数十秒硬化させ、またちょっとだけ違う着色パテを補充します。
上記の作業を数回繰り返して、耐水ペーパーで磨いて完成です。
周りと光沢が合わないときはポリッシャーで磨いて艶を合わせて完成です。
こちらが完成写真です。
傷口が全く分からなくというのは、厳しいですがかなり目立たなくなったかと思います。
【AFTER】
別の角度からみるとこんな感じです。
パッと見では分からない仕上がりにはなったかと思います。
まだまだ、技術アップを目指しますが、もし我が家の傷も直してほしいと思われたらご遠慮なくご相談ください。
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今週の一語一絵
「どうなることやら心配だね」
「あらそう 私はわくわくしてるわ」
このセリフは説明しなくても分かられる方多いかもしれませんね。
魔女の宅急便でのジジとキキの会話です。
心配性のジジに対して、前向きな考え方のキキの対照的なキャラクターがとても物語を面白くしています。
今まさにコロナ問題で「どうなることやら心配」になりますが、新しい生活スタイルを上手く活用されている方もいらっしゃるようです。
オンラインを上手に活用したり、家族での新しい自宅での過ごし方や、新しいビジネスの誕生など、今までとは違うことも発見でき、必ずしもマイナス面ばかりではないような気がします。
ネガティブよりポジティブに!
みんなで乗り越えましょう!