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人工大理石天板補修

人工大理石の天板はヒビが入りやすい

キッチンの天板として大人気の人工大理石! いろんな色が選べるしデザインがおしゃれなので、キッチンがインテリアと一体化できるのでいいですよね。 我が家も人工大理石の天板です。 でもいいところばかりではなく欠点もあるんです。
  1. 素材が柔らかいので傷が入りやすい…天板の上で包丁を使うと線傷が入ります。
  2. 染みが付きやすい…油シミ、お茶やコーヒーのステイン系の飲料の付着を放置しているとシミになります。
  3. ヒビが入ることがある…自然に入るヒビもあれば、熱い鍋等を置いた時の収縮で割れることもあります。
今回の補修依頼を受けた現場は上記の問題が全て入っているキッチンでした。 まずは全体写真をご覧ください。遠くから見ても汚れているのが分かるかと思います。 少し近くに寄ってみましょう。 まな板を使わずに天板の上で包丁を使われていたのでしょうか?包丁傷が沢山あり、傷口から汚れが浸透してシミになっていますね。  

人工大理石のシミ・傷・ひび割れは再生塗装で綺麗になります

染みや軽度の傷であれば研磨とコーティングで綺麗になりますが、ここまで傷やヒビが入ると研磨では綺麗になりません。 ここでの出番は再生塗装です。 ではその工程を少しご説明します。

1日目①:ひび割れ部分のパテ補修

ひび割れ部分はパテやポリエステル樹脂にて補修します。(写真を撮り忘れました(-_-;))

1日目②:エポキシ系の下塗りプライマー塗装

人工大理石は見に見えない小さな穴が沢山空いていて塗料の密着が良くないので、上塗り塗料の密着を良くするために専用のプライマーを塗装します。 今回はひび割れもありましたので、塗膜が厚めと薄めの2種類のプライマーを塗装しました。 【プライマー1】 【プライマー2】

2日目:2液ウレタン塗料を吹付塗装

上塗りには浴槽塗装にも使用する”水に強い2液のバスペイント塗料”を吹付で塗装します。 乾燥の為、2日目はこれで終わりです。

3日目:ペーパー研磨とポリッシャー研磨

まず耐水ペーパーで1000番・1500番・2000番と番手を上げながら塗装ミストのざらつきを取ります。 その後ポリッシャーでコンパウンドでやはり粗目から超微粒子へと番手を上げながら、磨いていきます。 今回は光沢仕上げでしたので、鏡面仕上げのコンパウンドを最後に使用しています。 最後にコーキングを打ち変えて完成です。 これで通常使用はできますが、塗料の完全硬化には約1ヶ月かかりますので、汚れた部分はできるだけ柔らかいタオルで拭き取っていただければと思います。 今回は予算の関係で単色での塗装でしたが、石目調での塗装も色を選択できますのでお勧めです。 人工大理石の天板に傷が入った! ヒビが入った! シミが付いた! 最適な補修方法をご提案させていただきます。

 

 

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0120-748325(直し屋さんにGo!)松尾まで

 

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