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ご自宅の浴槽に、このようなポツポツした膨れができていませんか?
この症状は、主に人工大理石の浴槽に発生し、ブリスターと呼ばれています。
美観を損ねるので「きれいにしたい!」という声をよく聞きます。
そこでこの記事では、浴槽の膨れ(ブリスター)でお困りの方のために、
・浴槽のポツポツした膨れを補修する費用
・膨れを補修した施工事例
これらについて紹介していきます。
「浴槽の膨れが気になる!」「汚く見えて嫌!」という方は、費用や事例をチェックして、きれいな浴槽へと生まれ変わらせましょう!
人工大理石浴槽のポツポツした膨れの正体は?
浴槽のブリスターは、5mm〜3cmほどの「ニキビ状のような膨れ」です。
浴槽の全体に多数発生するため、美観を損ねてしまいます。
人工大理石は何層もの樹脂で成形されていますが、その層と層の間に水分が入り、水分が樹脂の層を分離させて膨れるようです。
浴槽に膨れが発生する原因は長時間の貯め湯
ブリスターが発生する原因のほとんどは「長期間の貯め湯」です。
浴槽が大きいと水量も多くなるため翌日にも再利用したくなります。
しかし、浴槽をきれいに保つためには、使用した水を洗濯等で使用した後は排水するのがおすすめです。
しっかり乾燥させて、ポツポツした膨れができない浴槽を目指しましょう!
人工大理石浴槽のポツポツした膨れの補修費用
ブリスターと呼ばれる、浴槽にできた膨れを「再生塗装」で補修する場合、費用相場は20〜30万円です。
ただ、浴槽の状態などによって費用は変動します。
福岡県など、九州エリアであれば、無料で見積もりの対応ができるので、ぜひ気軽にご相談ください。
人工大理石浴槽の膨れを補修した施工事例
「浴槽全体にできた膨れ(ブリスター)をきれいにして欲しい」と、当社にご依頼があり、再生塗装で人工大理石の浴槽を補修した事例を紹介していきます。
浴槽の膨れ|補修前
当社でも何度かブリスターができた浴槽を補修していますが、ここまで広範囲のブリスターを見たのは初めてでした。(これほど広範囲にあると、きれいにしたい!と思いますよね)
浴槽の交換が可能であれば、交換をご検討されてもいいかと思います。
しかし、タイルの張り替えなど、リフォーム費用が高額になることから「再生塗装」という方法でご提案しました。
浴槽の膨れ|補修中
工程1:ブリスター研磨
表面の膨れを、電動工具を使用してできるだけ削っていきます。
工程2:パテ処理
表面をできるだけ研磨しましたが、あまりにも段差があるので一旦パテで平滑処理を行いました。
工程3:ライニング
グラスファイバーのシートを全体に貼り付け、樹脂で表面を再成形しました。
この作業までに、作業員2名で2日半かかっています。
工程4:養生及び下塗り
室内全体を養生し、下塗り塗装をしました。
この工程で細かな穴を埋め、表面を整えていきます。
工程5:上塗り(白系塗装+クリアー塗装)
当社では「白またはアイボリー等」のご希望色での塗装を行った後、表面の保護のためにさらにもう一層クリアー塗装を行なっています。
工程6:仕上げ研磨
塗装表面のミストによるざらつきやゴミなどを耐水ペーパーで磨き、最後にコンパウンドと電動ポリッシャーで艶を出します。
ブツブツがたくさん入っていた浴槽が「ツルツルの浴槽」へと再生できました。
今回はこの後、壁にはパネルを床には専用床材を張って仕上げます。
浴槽の膨れ|補修後
今回の塗装の工期は、下地処理3日間と塗装で2日間と、合計5日間の大掛かりな工事となりました。
しかし、とてもきれいに仕上がり、施主様からも「新品みたい」と、とても喜んでいただきました。
浴槽のポツポツした膨れが気になったらご相談ください
浴槽にできた膨れの様子を、写真で送っていただければ、無料で概算見積もりができます。
「補修にどれくらいかかるのだろう?」と不安な方は、気軽にご連絡ください。
また、当社では以下のような劣化に対して、浴槽の再生塗装をよく行っています。
・経年劣化による変色
・入浴剤によるシミ
・表面のザラザラ
・亀裂
膨れ以外にも、再生塗装で対応できる劣化は多くあるので、ぜひご相談ください!
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