
目次
どんなに一流の大工さんでも、人間なのでミスはあります。
自分で直せる場合とそうでない場合があるかと思いますが、直し屋がお助けできるケースもあります。
今回の依頼は、床下から配線を通す穴の場所を間違えたので、直してほしいとの依頼でした。
【施工事例紹介】リペアで部分張り替えのリスクを回避できます
穴の直径は2cmで、その周りの傷も入れると3cmほどの穴でした。
【Before】
本来であれば、フローリングを張り替えた方が一番綺麗に仕上がるのですが、部分的に張り替えると構造上、がたつきが出ることがあります。
フローリングは実(サネ)と呼ばれる凹凸構造で繋げていくので、部分的に張り替える際はサネを切り取る・もしくは、少しだけ残した状態でしか張り替えができません。
よって、最初よりは噛み合わせが弱くなり、経年と共にがたつきや床なりの原因になることもあるのです。
フローリングの構造をいじることなく補修できれば、一番良いですよね。
そこでお役に立てるのがリペア専門の直し屋です。
今回の補修経過をご紹介します。
1.パテで穴埋め
一気にパテ埋めすると中に空洞が出たりして、後々痩せて凹むことがあるので、そうならないように少しづつパテで穴を埋めていきます。
乾いては削りを平滑になるまで、数回繰り返します。
今回は5〜6回ほど繰り返しました。
2.エアブラシで吹付塗装
フローリングの色に併せて調色し、部分的に吹付塗装をします。
塗料は乾くと色が濃くなるので、乾かしながら何度も微調整します。
3.木目を描いて完成
周りの木目を参考にしながら、木目を繋いでいきます。
木目は描きすぎると違和感が出るので、描き過ぎないのがコツです。
フローリングの色合わせや木目の雰囲気は、基本的に立った状態でも違和感が出ないようにしないといけないので、いろんな角度から見て微調整をします。
【After】
ご依頼いただいた大工さんも家主様も「どこに穴があったのか全然分からない」と、仕上がりをとても満足していただきました。
工事の傷は直し屋にご相談ください!
工事現場ではいろんな傷が入ったり、ミスがあったりします。取り替えや張り替えの前に、ぜひ一度ご相談ください!
直した方がいいのか? やり直したほうがいいのか?アドバイスできます。お見積は無料で行なっておりますので、お問合せフォームやLINEからご相談ください。
参考記事|【フローリング傷補修】新築やリフォームの傷は直し屋へご相談ください!
参考記事|【フローリング傷補修】新築やリフォームの傷は直し屋へご相談ください!
こちらの記事では、フローリングの剥がれ傷を補修しています。新築やリフォームの工事の際には、様々な傷がつく場合があります。
元の傷がわからないように補修するのには、技術も必要になります。お悩みの際は、実績のある直し屋にお任せください!