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「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」といいますが、早いもので1月ももう終わりですね。
1月〜2月は1年の中で最も寒さが厳しい時期です。
その寒い時に気をつけないといけないのが、入浴時のヒートショックです。
ヒートショックとは
冬場に、暖房の効いた暖かい部屋から寒い屋外に出る時に、体がブルッと震えたことがありませんか?
これは急激な温度変化による身体への影響を抑えるための自己防衛機能なんです。
暖かい場所から寒い場所へ、またその逆の冷たい場所から暖かい場所などの急激な温度の変化の際には、血圧が急激に上下します。
高齢になると、血圧を正常に保つ機能が弱まるので心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などで意識を失うことがあるようです。
これがヒートショックです。
特に入浴時は暖かい部屋から、暖まっていない浴室に入ると急激に血圧が低下するので注意が必要です。
そこでヒートショック事故を防ぐために、どんなことに注意すればいいのかを数回に分けてお伝えしたいと思います。
ヒートショック対策
その1:冷たいタイル床には塩ビ性シート貼り
私も子供の頃は浴室の床がタイルで足が冷たいので、お風呂に入る前に洗面器にお湯を汲んでおき、足を踏み入れる直前に洗面器のお湯を流していた記憶があります。
子供は特に温度に敏感ですが、高齢になってくると感覚がだんだん鈍くなってくるので尚更注意が必要です。
冷たいタイル床にお勧めなリフォームは、発砲塩ビ性の洗い場専用シートを貼る方法です。
いろんなメーカーから専用シートが出ていますが、その一つは東リのバスナフローレです。
当社ではこちらをメインに使用しています。
厚みが3.5mmの浴室用クッションフロアで、クッション性があるので足触りもとても気持ちよく、冷たくありません。
クッションフロアは洗面所やトイレによく使用される材料で、それの浴室用になります。
水はけもよく、施工した状態はユニットバスのような仕上がりになるので、人気の商品です。
しかも工事はタイルを剥がす必要はなく、タイルの上から貼ることができるので、工事も1日で終わり、廃材も音も出ないので、とてもエコなリフォームです。
東リのバスナフローレの特徴
- ・水はけが良い
- ・施工した状態は、バスマットのような仕上がり
- ・タイルを剥がさず工事ができる
- ・タイルの上から貼ることができる
- ・工事は1日で完了できる
- ・廃材も音も出ない、エコなリフォーム
【福岡市内】バスフロナーレ施工事例
実際に、福岡市内のマンションのタイル床にバスナフローレを貼った事例をご紹介します。
築30年ほどのマンションの床で、タイル仕上げになっていました。
ひんやり対策として、バスナフローレを張って欲しいとのご依頼でした。
タイル床にバスナフローレを貼る際の工程
1.タイル床目地をセメントで目地埋め
目地の隙間があるとシートの接着不良になるので、目地をセメントで埋めてしまいます。
冬場は乾燥に時間がかかるので、ヒーターをつけて乾燥させます。
2.接着剤塗布
主材と硬化剤の2液性の接着剤をまぜて、タイル床に塗ります。
3.シート貼り
あらかじめ採寸して、カットしておいたシートを張りつけます。
周囲をコーキングで防水処理して完成です。
冷たいタイル床でお悩みの方にオススメ
裸足で乗るとひんやり感はなく、適度なクッションも気持ちよく、とても快適です。
冷たいタイル床でお悩みの方にはお勧めのリフォームです。
お見積もりは無料ですので、お問い合わせフォームやLINEから、お気軽にご相談ください!
今週の一語一絵「色即是空」
「色即是空(しきそくぜくう)」という言葉をご存知ですか?
あまり馴染みのない言葉かもしれないですね。
この四字熟語は般若心経に出てくる言葉で掛け軸や色紙に書かれているのを目にしたことがあるかもしれません。
実はクレヨンしんちゃんの和室の掛け軸に書かれているそうですよ
さてこの言葉どんな意味かと調べてみたら
「この世の万物は形をもつが、その形は仮のもので、本質は空(くう)であり、不変のものではない」という意味だそうです。
苦しみも、迷いも、死も存在しない、ゆえに恐れるものは一切ないことを教えています。
お経を読む時に出てくる言葉としては納得の言葉ですね。
とはいえ全世界を震撼させている、新型コロナウイルスはとても恐ろしいウイルスなので、しっかりとした感染対策をして生活しましょうね