犯人を捜せ!フローリングに小さな穴を開けたのはどいつだ?

犯人を捜せ!フローリングに小さな穴を開けたのはどいつだ?

フローリングに開いた小さな穴の謎

捜索依頼です。

昨日まで綺麗だったフローリングに、ある時フローリングに小さな穴が開いていたとします。

この穴を開けた犯人を捜していただけますか?

 

 

穴を開けた犯人を捜す手がかりは?

手がかりヒント①. 2~5mm

穴の大きさは2mm~5mm前後です

 

 

手がかりヒント②. 複数

穴の箇所は1箇所ではなくて、数箇所開いています。

 

 

手がかりヒント③. おがくず

これは写真がないのですが、穴の周りにはおがくずが散らばっています。

 

ヒントは以上です。

Lets’ Shink!!

 

 

フローリングに開いた小さな穴の犯人は…

…さて、お分かりになられましたか?

犯人はキクイムシなんです。

 

体調は2~7mmです。

(出典:山梨県衛生研究所資料より)

 

日本で多く発見されるキクイムシの多くはヒラタキクイムシと呼ばれるものですが、最近では外来種のアフリカヒラタキクイムシの被害も多いようです。

では、どのようにしてフローリングに穴が開いたのか、簡単にご説明します。

 

 

なぜ、フローリングに穴が開いたのか?

 

【発生原因】

キクイムシは羽を持たない虫ですので、白アリとは違い飛来によって発生することはありません。

 

発生原因のほとんどは、ワラン材や合板などを使った家具や輸入木材の内部に卵や幼虫が潜んだまま、新築時やリフォーム時に持ち込まれ、1~2年後に成虫となって穴を開けて表に出てくるようです。

 

厚さ数ミリのベニヤの中にも入り込むらしいので厄介な害虫です。

 

【駆除方法】

残念ながら、キクイムシの完全駆除は専門業者でも難しいとされています。

どこに卵を産み付けているかが分からないからです。

 

ただし、穴が開いている所には他のキクイムシがいる可能性が高いので、その穴から専用の薬剤を注入し、駆除後穴をふさぎます。

上記の作業が複数回必要かもしれませんが、その都度早め早めに駆除をお勧めします。

 

【AFTER】駆除後リペアで穴をふさいでいます。

 

当社でも駆除をし、その後穴を分からないように塞いでいきますので、もし穴を発見したら是非ご相談ください。

 

 

 

今週の一語一絵「コスモス」

各地でコスモスが沢山咲いていますね。

コスモスの花びらは8枚ですがその一輪一輪は規則正しく並んでいます。

また風に吹かれて静かに揺れる姿は女性のしなやかさをイメージさせますね。

実際にコスモスの花言葉を調べてみると、その言葉の意味の美しいというギリシャ語の「kosmos」から由来していて、そのコスモスの可愛らしく美しい姿から「乙女の真心」という花言葉になっています。

また、8枚の花びらが規則正しく並ぶ様子から「調和」という花言葉にもなっています。

次第にコスモスの季節も終わり冬へと移っていきますので、近くの公園や河川敷等に咲いている綺麗なコスモスを楽しまれてはいががですか?

 

 

 

 

 

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