フローリングについた犬や猫のおしっこのシミを綺麗にするには、主に以下の4つの方法があります。
| ①ペットのおしっこ用の洗剤を使う ②床の塗装を自分で行う ③フローリングの張り替えをする ④補修のプロに依頼する |
昨今では、フローリングについたペットのおしっこのシミを綺麗にするための洗剤が販売されています。
犬や猫のおしっこの成分の洗浄に特化した洗剤となっているので、フローリング表面についたシミであれば綺麗にできるケースも多いです。
ペットのおしっこ用の洗剤は、犬や猫が舐めてしまっても問題がない成分で作られているので、健康を害する心配もなく、安心して作業できます。
しかし、フローリングの素材や表面に塗られているワックスなどのコーティング材の種類との相性によっては、フローリングを傷めてしまう可能性もあるので注意が必要です。
必ず目立たない箇所で、使用しても問題がない洗剤かを確認した上で、シミになってしまった箇所で作業しましょう。
犬や猫のおしっこにより、白っぽくシミになっている場合は、表面に塗られているワックスなどのコーティング材が薄くなっていると考えられます。
フローリング自体に染み込んでいない状態であれば、自分でワックスなどのコーティング材を塗装すれば、綺麗な状態に仕上げることも可能です。
3〜4ヶ月に1回塗装をして表面を保護しておけば、おしっこシミの発生予防にもなります。
おしっこシミができている範囲が広かったり、深い部分まで染み込んでしまっていたりする場合は、張り替えも1つの対処法となります。
使用するフローリングの種類・商品によって価格は変動しますが、費用相場は、6畳で約10〜20万円ほどです。
部分的な補修よりも費用がかかりますが「臭いをとりきれる点」と「下地も補修できる点」が大きなメリットとなります。
長く放置してしまったおしっこシミは、補修をして見た目を綺麗にしても、臭いまでは完全にとりきれません。
深い部分まで染み込んでいると、表面的な対処しかできないためです。
しかし、フローリングの張り替えであれば、おしっこが染み込んだことで腐ってしまった下地まで一緒に補修ができます。
張り替えをする際には、アンモニアに強い素材でコーティングされた、ペット用のフローリングを採用するなどして、再発を予防するのもおすすめです。
「張り替えまではしなくていいけど、シミは綺麗にしたい」という方におすすめなのが、補修のプロに依頼する方法です。
自分で洗剤を買ってきて掃除をしたり、コーティング材を塗装したりする場合、フローリングを傷めてしまい、逆に作業箇所が目立ってしまう事態となるケースも多くあります。
そのため、特に賃貸住宅にお住まいの場合は、プロに依頼するのがおすすめです。
フローリングの種類やおしっこシミの状態・範囲から、適切な対処法を提案できるので、失敗するリスクを回避できます。
福岡市などの九州エリアにお住まいであれば、当社で無料見積もりの対応ができますので「このぐらいのシミは、いくらぐらいで補修できますか?」と気軽にご相談ください。
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| ・アルコールや洗剤で作業箇所が目立つこともある ・水拭きした後はしっかり乾燥させる ・犬や猫が舐めないように気を付ける ・賃貸住宅なら費用が高額になることも ・補修でおしっこの臭いは完全になくならない |
犬や猫がおしっこをしてしまった後、清潔で綺麗な状態にしようとアルコールや洗剤を使った場合、フローリングが傷んだり、表面のワックスなどのコーティング材が溶けたりして、作業箇所が目立ってしまうこともあります。
保護剤としてフローリングに塗装していることが多いワックスは、アルカリ性なので、アルカリ性の洗剤を使うと、剥がれてしまいやすくなるので使用する洗剤の選定に注意しましょう。
しかし「じゃあ酸性であればいいんだ」と酸性の洗剤を使うと、酸性に弱いフローリングを傷めてしまいます。
洗剤を使うのであれば、ペットのおしっこシミ用の商品を選び、必ず目立たない場所で使用してみた上で作業しましょう。
水拭きをした後、フローリングが濡れた状態のまま放置していると、犬や猫が滑ってケガをしたり、水シミができたりする恐れがあるため、乾拭きをして水気をとり、しっかり乾かすことが大切です。
表面を保護するワックスなどのコーティング材が薄くなっていると、フローリングに水が染み込んで、腐食の原因にもなります。
洗剤を使った後やおしっこを拭き取った後に、水拭きをするケースも多いですが、必ず雑巾を硬く絞った上で、水拭きを行い、水気を残さないようにしっかり乾燥させましょう。
洗剤やワックスなどのコーティング材を使用する際は、犬や猫が舐めてしまわないように、他の部屋に移動させておくか、舐めても問題がない成分でつくられた商品を使用しましょう。
また、洗剤やコーティング材の種類によっては、使用時に不快な臭いを発するものもあるので、飼い主だけでなく、犬や猫にストレスを与えないよう、換気を十分に行うことが大切です。
使用した後も臭いが残っている場合は、翌日まで別部屋で過ごさせるなど、健康を害さないように配慮する必要があります。
賃貸住宅では、退去時に「入居時と同じような状態に戻すこと」が求められるため、犬や猫のおしっこのシミができてしまった際に、無理に補修をしようとして、逆にフローリングを傷めてしまったというケースも多いです。
フローリングを傷めてしまった場合、軽微な補修では対応ができず、張り替えが必要になる場合も多くあります。
張り替えは、6畳で約10〜20万円ほど費用がかかるケースが多いので、軽微な補修で済む場合よりも費用が高額になってしまうので、賃貸住宅であればプロに補修を依頼するのがおすすめです。
しかし、中には「管理会社や大家の方で補修業者とやり取りする」と定めている物件もあるので、賃貸契約時に受け取った書類などを確認して、規則違反とならないように注意しましょう。
犬や猫のおしっこによるシミを綺麗にできても、染み付いてしまった臭いは完全にはなくならない点に注意しましょう。
簡単に落とせないほどのシミになってしまっている場合、フローリングの深い部分までおしっこが染み込んでいます。
おしっこに含まれているアンモニアや老廃物は、時間が経つほど臭いや細菌を発生させるため、張り替えをしない限りは臭いの元を除去することができず、根本的な解決には至りません。
しかし、視覚的な美しさについては取り戻せるケースが多いので、プロに相談しながら「どう対処するのが最適なのか」を考えていきましょう。
| ・粗相をしてしまう理由を理解する ・早めに拭き取り掃除をする ・タイルカーペットやワックスなどで保護する |
犬や猫が、トイレスペースではなく、フローリングの上で粗相をしてしまうのは、以下のような理由があります。
| ・自分のトイレの場所がわからない ・トイレに尿や糞がたまっている ・寂しさやストレスを抱えている ・病気にかかっている ・老化で身体機能が低下している |
粗相をしてしまった後は、フローリングに染み込んでしまう前に、早めに拭き取り掃除をすることで、シミだけでなく臭いも防ぐことができます。
犬や猫のおしっこには、アンモニア・細菌・尿酸・ホルモン・老廃物などが含まれており、フローリングに染み込んでしまうと、徐々にシミや臭いに変わってしまうため、染み込ませないことが大切です。
1箇所に粗相をしていたら、他の箇所にもしている可能性があるので、特に外から帰ってきた後に粗相を見つけた場合は、犬や猫の活動範囲をチェックしてみましょう。
汚れた箇所だけを外して洗えるようなタイルカーペットを敷いたり、ワックスなどのコーティング材を塗装して、フローリングを保護するとシミを防げます。
防水性に優れ、アンモニアに強いタイルカーペットやマットも販売されているので、粗相をしやすい箇所や犬や猫の活動範囲に敷いておくと、掃除がしやすく便利です。
また、ワックスは3〜4ヶ月に1回塗ると綺麗な状態を保つことができますが、フロアコーティングをすると10〜15年ほど耐水性を保てます。
耐水性だけでなく、引っかき傷を防いだり、滑り止めになる効果もあるので「何度もワックスを塗ったり、タイルカーペットを敷いたりするのは面倒」という方は、フロアコーティングを検討してみてください。
老犬があちこちにおしっこをして、できるだけ気にかけて掃除はしていたものの、フローリングの継ぎ目から染み込んで、黒ずみや剥がれが生じてしまったようです。
↓拡大写真
補修後はワックスをかけて補修箇所以外の個所との艶を合わせました。
どこに黒ずみがあったか分からないくらいに綺麗になり、お客様にとても喜んでいただきました。
この記事で紹介してきた事例のように、当社では、フローリングについてしまった犬や猫などの「ペットのおしっこシミを綺麗にしたい」というお客様からご依頼を受け、補修作業を行っています。
福岡市を中心に、福岡県・佐賀県・長崎県などの九州エリアでの補修対応が可能ですので、気軽にご相談ください。
WebやLINEから、フローリングについたシミの写真を送っていただければ、無料で見積もりもできます。
「費用ってどのくらいかかるのかな?」と気になっている方も、下記のお好きな方法から気軽にご連絡ください。
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