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補修と修復の違い
傷や経年劣化を直す工事の呼び方として「補修」と「修復」がありますが、その違いは何だと思われますか?
辞書によれば
「補修」とは壊れたり、傷んだりした部分をつくろうこと
とあり、こちらは簡単にできる程度の工事を意味するようです。
一方「修復」とは壊れたり、傷んだりした部分箇所を直して、もとのようにすること
と説明されていて、こちらはレベル高い技術が必要で、文化財や絵画などの復元にはこちらの「修復」という言葉が使われることが多いようです。
物を直す工事には2通りの方法がある
つまり物を直す工事には2通りの方法があり、家具やフローリング、ドア等の傷の直し方にも2通りのやり方があるということになります。
一つは
物が壊れたり傷ついたりした時に、使用上問題がないようなレベルに直すという「補修」
もう一つは
出来るだけ、見た目や機能までも元の状態にまで戻す「修復」という方法です。
一般的にどちらも「補修」と言われていますが、補修の仕方に違いがあることをご理解いただければと思います。
当然ながら、2種類の工事代金にも違いがありますので、ご依頼される際はどのレベルまで直して欲しいのかを、お伝えいただければ、仕上がりレベルに応じた工事代金のお見積もりをいたします。
修復には、技術力と経験が必要
ほとんどの場合、「傷を直して欲しい」というご依頼の場合後者の「修復」を希望されるケースが多いです。
リペア屋は、壊れたものや傷ついたものを完全に戻せるわけではないのですが、ゴールの目標はできるだけ元の状態にまで戻すように努力し、どこが傷の場所だったのか分からないレベルまで直すことです。
それには技術力と経験が必要となってきます。
パテの仕上げ方、塗料の調色、吹付塗装の仕方など色んな技術をその都度現場の傷に応じて駆使しながら、傷を直していきます。
建材屋さんも常に新しい素材を開発していますので、リペア屋はその素材に応じた補修方法を常に模索しているんですよ。
他業界からの「リペア」進出
最近では、電力会社や清掃業者までもが「リペア」の業界に進出しています。
地球の資源には限界があり、環境に優しい工事が求められている今、
”直して使用できるものは、「捨てずに直す」”
という思いが広がっていることには大賛成ですが、仕上がりのレベルによっては金額も変わる事もあるので、業者を選ばれる際は実績等を参考にして慎重に選ばれることをお勧めいたします。
エコアールのリペア実績例
当社の実績一例です。
お見積りご相談も無料で行なっておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。それぞれのお客様に合わせたご提案をさせて頂きます。
今週の一語一絵「竹」
新春の縁起物として利用される「松竹梅」の今週は「竹」にスポットを当ててみたいと思います。
まず「竹」が演技がいいとされる理由を調べてみました。
竹は松と同じく常緑樹で常に青く1年中枯れることがなく、根が周囲にはびこって次々と新芽を出して広がる様が子孫繁栄の象徴とされてきたようです。
そして節があることから「節度がよい」、その青さから「清浄である」と言われ昔から農家を中心に、五穀豊穣を祈るお正月に松とともに、門松として飾られるようになったようです。
確かに冬の寒い時期でも竹の青々とした様は魅力的で、力強く元気をもらいますよね。
来週は「梅」についてプチ特集です。お楽しみに!