目次
前回、
賃貸で追加請求される傷は?〜フローリング編〜 その1.凹み傷
についてどんな凹み傷が追加請求されるのかについてご説明しましたが、今回は二番目に多い傷の線傷についてご説明したいと思います。
どんな状況で線傷が入るのか?
知らず知らずのうちにいろんな傷は入るものですが、線傷は物を引きずった時にできる傷です。
当然ですが、軽い物を引きずった時は浅い線傷、重い物を引きずった時は深い線傷になります。
深い傷が入りやすい家具
その1・ソファ
深い傷が入りやすい家具の一つとして、ソファーの傷があります。
ソファーの座面にはスプリングが入っていますが、そのスプリングが外れて裏布を突き破って床を傷つけるケースがよくあります。
この傷は故意つまりわざと付けた傷ではありませんが、過失として請求されます。
その2・テーブル
テーブルを動かす際には重たいので、引きずって動かすことが多いかと思います。
その際に、テーブルの脚の下に硬いご飯粒や小石等の硬いものがあると深い引きずり傷が入ります。
その3・椅子
椅子は座っていない状態で動かす分については、軽いのでさほど傷が入りにくいかと思いますが、座った状態で動かす時には注意が必要です。
椅子によっては脚の部分の滑り止めを金具で固定していることがありますが、それを保護しているゴム等が劣化して、その金具が飛び出している時もあります。
その状態で動かしてしまうと深い傷が入るので注意が必要です。
他にも深い傷が入る状況はいくつもあると思いますが、深い傷の多くは過失として追加請求されることがほとんどです。
物を動かす際は十分注意された方がいいと思います。
傷予防には
傷が入らないようにするには100均に売っているテーブル脚用の靴下を履かせたり、フェルトを貼ったりすれば、かなり傷は入りにくくなるかと思います。
それでも傷が入ってしまった時は直し屋にご相談ください!
できるだけわからないように補修します。
線傷の補修例
線傷の補修の一例です。
こちらはマンション退去後の傷のため傷が入った状況は分かりませんが、ソファの脚か椅子で付いた傷の可能性が高いです。
【BEFORE】
【AFTER】
【BEFORE】
【AFTER】
今週の一語一絵「人生とは自転車のようなものだ 倒れないようにするには走らなければならない」
時々公園でお父さんが子供に自転車の乗り方を教えている光景を目にします。
「はい!漕いで!漕いで!」
漕ぐことと、バランスを保つことが難しくて倒れたりしています。
大人になると意識せずに乗っている自転車ですが、そう走り続けないと倒れちゃうんですよね。
全速力ではなくでいい!マイペースでもいい!
でも倒れないようにするには走り続けないといけないんですよね
秋になり日中の気温も気候も涼しくなってきたので、サイクリングはいかがでしょうか?