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新築工事やリフォーム工事をしていると、どうしても傷が入ったり、造作部材がうまく合わないことがあります。
取替ができるものもあれば、納期や施工上の理由で取替できないものもあります。
その時にお役に立てるのがリペア職人です。
施工中の傷や不具合をできるだけ、目立たないように直します。
一例をご紹介します。
キッチンカウンタのコーナーに生じた段差の修復
こちらは、キッチンカウンタのコーナーに段差が生じてしまっていました。
解体して、作り直すには納期も間に合いませんし、解体する際に他の箇所が痛んだりするので、解体は厳しい状況です。
ここはリペア職人の出番です!
納期が迫って不安な場合も、ご相談やお見積もりは無料で行なっておりますのでお気軽にぜひご利用ください。
【BEFORE】
1.不陸部分をできるだけ、削って平らにします。
2.その後、パテで段差をなくします。
3.塗料を調色して、吹付塗装をして完成です。
【AFTER】
店舗のメラミン化粧板の割れ補修
続いては、店舗のメラミン化粧板の割れ補修です。
張替をすると翌日開店に間に合わないので、リペアでの工事依頼です。
【BEFORE】
割れ部分を大工さんが貼り付けてくれていましたが、段差があったので、削ってパテをしました。
調色して部分塗装です。
完成です。現場監督さんからも一発OKでした。
【AFTER】
メラミン化粧板とは?
メラミン化粧板は、内装やDIYにもよく使われる素材です。メラミン樹脂とフェノール樹脂をそれぞれ浸透させたクラフト紙を、何枚も重ね合わせて形成されたプラスチック板です。
機能性が高く硬度があり、耐水性や耐熱性に優れ、表面に傷がつきにくい性質があります。
ポリエステル化粧号板に比べて、メラミン化粧板は厚みも薄く、強度が高いので店舗用のテーブル天板やカウンター、扉など様々な場所で使用されています。
また、コストも高すぎずカラーが豊富で数あるデザインの中から、お好みのものを選ぶことができることも人気の理由です。
今週の一語一絵「一期一会」
時折耳にするこのことわざは、茶道に由来しているようですね。
どの茶会でもその機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、主人・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味するそうです。
工事でお会いするお客様との出会いも、機会があれば、またご依頼いただきたいと思いながらも、その時その時の工事を誠意を持って一生懸命対応させて頂いてます。
工事にご満足頂き、不動産会社様、工務店様、個人様から沢山のリピート工事を頂き心から感謝しています。