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スーパーやケーキ屋さんでいただくことがあるドライアイスですが、どのように処分をされていますか?
少量であれば、キッチンの排水口に捨ててもさほど問題はないかと思います。(それでもマイナス79℃というかなりの低温なので、排水口への負担は多少はあるかもしれません。)
しかし、ホールケーキ等に入ってくる大きなドライアイスはどのように処分したらいいかご存じですか?
シンクや排水口に置いて放置すると破裂することがあります。
失敗事例から、教訓を得ることにしましょう。
シンクの”ひび”と水漏れ相談
今回の依頼は「なんとか助けてください」という奥様からのお電話でした。なんでもシンクにひびが入ったとの事で、水漏れもしているとの事でした。
とりあえず「ホームセンターで防水テープを買って、ヒビの箇所に貼ってください」と、アドバイスをし後日補修に伺いますとお約束しました。
Panasonicのスキマレスシンクという商品で、天板もシンクも人工大理石になっているキッチンでした。
とてもおしゃれなキッチンなのですが、天板とシンクが一体型の為、メーカーからは取替となるとかなり高額になると言われたそうです。
【施工事例紹介】キッチンシンクのひび割れリペア
【BEFORE】
シンクに30cm位の亀裂が入り、裏側まで割れていました。
シンクにひびが入った原因
ひびが入った原因をお聞きしたところ、バースデーケーキに入っていた大きめのドライアイスを排水口ではなく、シンクに置いて昇華という煙のような演出を楽しまれたようです。
その後、そのままシンクの中に放置したまま外出され、帰宅した時にはシンクが割れていたそうです。
これはステンレスシンクでも起こるので注意が必要です。
ステンレスシンクはリペアが難しいですが、人工大理石はリペアで直せます。
シンクの作業工程
施工中の写真を撮り忘れましたが、ガラスネットとパテで補強をしてから、下塗りをします。
下塗りが乾いたら、一度磨いてから、上塗り塗料を吹付塗装します。
上塗り塗料が乾いたら、表面を磨いて完成です。
【AFTER】
奥様がきれいに直ったシンクを見て、ヒビが直ったどころか、新品に戻った!ととても喜んでくださいました。
ドライアイスの取扱いには要注意
ドライアイスは、マイナス79℃というかなりの低温です。素手で触ると急激に皮膚が凍りつき、凍傷になってしまう恐れがあります。
取扱い時は直接触らないように、トングや厚手の軍手を使用してください。また、お子様が好奇心で口に入れたり手を触れないよう、ご注意ください。
- ・素手で直接ドライアイスに触らない
- ・お子様が口に入れたり、手に届かないように注意する
- ・容器が破裂する恐れがあるので、密封する物には入れない
ドライアイスの適切な処分方法
ドライアイスは、風通しの良い場所…屋外やベランダなどに放置しておくだけで、安全に処分することができます。
生活の中で触れる機会も多いドライアイス。安全に気をつけながら、適切に取扱いましょう。
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