目次
- ・仕事を終えてソファーでごろり
- ・ソファーで映画鑑賞
- ソファーでペットとのんびり
皆さんは、ソファーがある生活は好きですか?
私は夜にソファーで愛犬と録画したテレビを見るのを日課にしているくらい大好きです。
でも、ソファーも長年使用しているといろんな所が痛んできます。
安いソファーなら買い替えればいいのですが、革のソファーとなると金額も高いので、簡単に買い替えというわけにはいかないですよね。
きれいな状態を長く保つためにも定期的なお手入れが必要です。
レザーソファーの基本的なお手入れ方法
- ソファーの隙間に入り込んだゴミやホコリを掃除機で吸い取る
- 水に濡らし、硬く絞ったウエスで全体を拭きあげる(専用のクリーナーでもOK)
- 汚れの酷い部分はメラミンスポンジに水を少量含ませ優しくこする(強く擦ると傷が入ります)
- 乾いたウエスで全体を拭きあげる
- 革用の保護クリームを全体に塗る
夏の時期は特に汗をかいているので、こまめなお手入れをお勧めします。
染みを作らないために
ソファーでコーヒーやお茶などを飲みながらくつろがれる方も多いかと思いますが、コーヒーやお茶はステイン系で染みやすい飲料なので、もしソファーにこぼしたらすぐに水拭きをお勧めします。
それでも染みや色褪せが気になられるようでしたら、補修のプロにご相談されることをお勧めします。
自分でなんとかしようと奮闘される方が多いのですが、症状を悪化させることが多々あります。
染みの補修方法
先日とある学校から、校長室のソファーの染みを直して欲しいとの依頼を受けました。
【BEFORE】
【BEFORE】
【BEFORE】
補修依頼の箇所は2箇所で1つは赤い染み、もう一つはカッターで切ったような裂けた傷でした。
お客様に状況をお聞きしたところ、赤い染みについては万年筆のインクを落とされたようで、シンナー系の溶剤で吹き上げたものの、染みになって取れなかったとのことで、切り傷については覚えがないとのことでした。
染み部分の補修
経年劣化等の色褪せについては、ウエス等で色を乗せていけばいいのですが、ソファーよりも濃いシミがついているので、しっかりと色を付けなければいけません。
今回は革ジャンに絵を描くこともできる塗料で調色し、エアブラシで塗装しました。
塗料は乾くと濃くなるので、何度も調色を繰り返して色を合わせました。
【AFTER】
破れ傷補修
作業途中の写真を撮り忘れたので、分かりにくいかと思いますがまず革用の柔軟性のあるパテで傷口を埋めました。
ほとんどのパテは固まるとカチカチになるのですが、ソファーには柔軟性が必要なのでパテの選定も重要です。
その後サンドペーパーで平らにし、同じくエアブラシで吹き付け塗装をしました。
完成写真がこちらです。
【AFTER】
【AFTER】
近くでよく見ると、なんとなく補修箇所が分かりますが、知らない人はどこにどんな傷とシミがあったのか分からないレベルに仕上がりました。
校長先生にも確認していただき、「捨てずに済んで良かった」と、とても喜んでいただきました。
家具等の傷や変色でお困りでしたらまずはご相談ください。
今週の一語一絵「翼」
自由に空を飛び回る鳥を見て、翼があっていいなぁって思ったことないですか?
私は海の近くを優雅に飛ぶトンビを見るたびに思います。
そして”赤い鳥”の「翼をください」を口ずさんでいます。
この大空に翼を広げ飛んで行きたいよ〜
でも人間は翼の代わりに二本足といいう立派なものを神様からいただいているので、贅沢言っちゃいけないですね。
せめて夢に向かって頑張って大きく羽ばたきたいです。
自分の夢は・・・また今度(笑)