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新築やリフォームの現場には、大工さん・塗装屋さん・サッシ屋さん・設備屋さんなど沢山の職人さんが出入りされ、皆さんいろんな工具や機械を使って作業されます。
作業の際は、床や壁など周囲に傷がつかないよう養生シートを張って作業し、また作業中や工具の搬入搬出の際も最新の注意を払っておられますが、それでもいろんな所に傷が入ります。
それを全て新しく交換するとなると費用も工期もかかりますので、最後には補修屋が入って補修をして、傷のない状態で引き渡しを行います。
傷が入りやすいのは床や壁だけですが、サッシやシャッターなどのアルミ製品にも傷が入ります。
当社ではアルミ製品のリペアも可能です。
凹みや変形、擦り傷など状況によって作業方法を変えて補修します。
補修事例をいくつかご紹介します。
【施工事例1】シャッター枠の擦り傷
新築の車庫シャッター枠に付いた傷で、足場屋さんが足場解体中に傷とのことでした。
浅い擦り傷はパテせずに、目の細かいサンドペーパーで削って塗装するだけでも綺麗になります。
【Before】
【After】
【施工事例2】サッシ枠の凹み傷
新築のサッシ枠が凹んでいたとのことで、監督さんが凹みを戻して塗料を筆で塗ったそうですが、汚くなったとの事で綺麗にしてほしいとの依頼を受けました。
筆塗りの塗料をシンナーで取って、専用工具で凹みを戻し、調色した塗料を吹付塗装して完了です。
【Before】
【After】
【施工事例3】サッシ引き戸の凹み傷
凹み傷の場合、裏側から叩いたりして戻しますが、それができない時は外側から引っ張って出来るだけ平面にしてからパテで整えます。
また凹みが小さい時は、パテのみで整えることもあります。
パテ埋めする時は1回で埋めようとすると、厚みがついて乾燥に時間がかかりますし、ポロっと取れやすいので、3〜4回に分けてパテ埋めします。
その後、吹付塗装をします。
小さい傷といえども、養生・下地処理・仕上げまで含めて3時間位はかかります。
【Before】
【After】
サッシの色は同じシルバーでも銀色に近いシルバーや金色に近いシルバー、またブロンズに近いシルバーなど同じメーカーでも微妙に異なります。
またメーカーによっても異なるので、基本的な色を前もって準備して、現地で微調整をして塗装しています。
サッシの傷でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
今週の「一語一絵」
私の趣味はバイクでのツーリングや写真撮影、キャンプなど多趣味ですが、絵を描くのもその一つです。
リペアも色んな色を使用して、出来るだけ近い色を再現し、木目も再現したりと絵を描くことの延長みたいな仕事です。
以前からリフォーム業界で働いていましたが、ある時にリペア屋さんの仕事を見て自分の天職はこれだ!と思い、楽しんで仕事をしています。
「自分のしたいことを自分で知る」というのは、簡単なようで難しいですよね。
でもやってみないと分からないので、まずは色んなことに挑戦して新しい自分を発見したいと心がけてます。